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なんだか残念なblogですね。

アバター

   

話題作を見に行ってきた。もち3D版で。
3Dの映画ってお初なので、わくわくしながら。

映画、本当によく出来てて面白いし映像も綺麗だったけど、
なんとも気持ち悪い話だなーって後味。

主人公はアバターとリンクして現地人に溶け込んでく→壮大な釣りですよ。的な。
釣りが引くに引けなくなってネトゲ廃人みたいになってく。
あくまでパンドラ星の生態系やら現地人との交流をとても丁寧に描いており、ともすればすげー感情移入してしまうが・・・うーむ。落ち着いて考えると、なんとも共感しづらいものがある。

最後のシーン、軍の大佐は生身+パワードスーツと主人公のアバターが格闘すんだけど
違和感はここで最高潮。
そりゃ人類のやり方は全く賛同できないし現地人に感情移入してしまうが、
主人公は安全なアバターを操作して人類をフルボッコですよ。えー??
対して、あくまでフィジカルな大佐。両手は血に染まってくわけで。
こーいっちゃ何だけど大佐頑張ったわ。

どうでもいいけど現地の野生生物は六本足だったり甲殻が発達してて
昆虫的な生物を起源に進化したんだろーなーって考察。
造形ってかモデリングが一貫してて、ちゃんとした生物学の人がスタッフにいたんだろうね。

触手っぽい感覚器は現地人にも生物にもあって、アバターとのリンクってこれを媒介にしてんのかねえ。完全にリモートでのリンクってどーやってんだろ?
エヴァ好きとしては気になるー。

そうそう、このアバターなんだけど現地娘とアレなシーンはDVD版には入るんだとかどうとか。
「しょ、触手は恥ずかしいの」「まだ誰とも結合してないんだからねっ」「らめー、結合した触手、そんなに動かしたら・・・らめー」みたいな感じじゃね。うん。

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