レーシックの手術
さてさて。
先日より花粉症全開で、喉やら鼻の調子が悪い。
特にセキが酷いのでのど飴を常時舐める毎日を送っており、
こののど飴に笑いの神が宿っていたようで。
レーシックの手術のエントリです。
6時半に病院入り、受付を済ませて支払いやら何やらで
7時半に待合室に入る。
このとき、メガネや荷物は預けてしまうので
ソモソモ目が悪い自分は全く何も見えない・・・
そのまま靴を預けてスリッパに。
手術着と髪の毛が落ちない帽子を着用。
中国の餃子工場のような出で立ちでしばし待つ。
でもっていよいよ自分の番。
めっさ緊張してきた。
最初にフラップを作るレーザー室に通される。
目薬打って、瞼と眼球を固定してフラップを作られる。
何をされているのか全く分からないのだが
何度もCGで見た手術の動画を思い出してガクブル。
レーザーの光が見えているのかとてもサイケな映像が写る。
ケミカルな幻覚を見ているような妙な感じ。
照射時間は片目で20秒程度、ただでさえ見えない視界が
白く霞んでもう何がなにやら。
そして、視力回復のレーザー室の前でしばしの待ちモード。
前に2人も待っていて、話しかけるわけにもいかず手持ち無沙汰にしていると
喉がイガイガしてきた。
のど飴の効果が薄くなってきたのか、手術中に咳き込むのは怖いなーと
見えない目でポケットからのど飴を取り出す。
飴がふた粒出てきた。
なんか勢いでふた粒口に入れて直ぐ、自分の名前が呼ばれた。
手術台にねっ転がった所で医者からの質問
「自分の生年月日と名前を言ってください」
って、まあ患者の取り違いを避けるためだよね。わかるわかる。
「えー、197ボェfklまんhfか」
飴が喉につっかえて死にそうに・・・
でも恥ずかしいので我慢して名前までを何とか言ってみる。
「ではレーザー当てますよ」
って、ちょっとまった。
二つの飴のうち、1つは飲み込んじゃったけどもう一個は口の中に。
「あのースンマセン、飴が口に入ってて・・・しどろもどろ」
ここで医者&看護婦さんは全てを理解したようで?手術室のスタッフは大笑い。
西新宿の視力回復手術レーザー室に笑いの神が光臨したよ・・・。
あー恥ずかしい。
大笑いしてる看護婦さんに飴を口から出してもらって、改めてレーザー照射。
最初のレーザーとまた違ったサイケな映像が見える。ふううう。
片目10秒チョイ、両目終わってフラップを戻して目薬をさしてもらって
手術台から起き上がると・・・
なんだこりゃ?いきなりクリアな視界が広がる!!すげー見える!!
そのまま目の検査してもらって、状態が良好だとの事。
「もう飴舐めていいですよー」
トホホ・・・。有難う有難うってお礼いいながら、休憩室に。
15分くらい休憩して、目薬の説明を受けてその日は終わり。
術後3時間ぐらいがピークで目が痛くなるらしい。
なんというか、この段階でめちゃめちゃ見える。
そして目が痛くなってきた。
帰りのエレベーターあたりがホントにピークでとても目が痛い・・・
痛み止めももらってたけど、空腹だったので何か食べないと胃が荒れそう。
#これが判断ミスだった
ビルを出て速攻タクシー捕まえて自宅まで。
少々高くついたけど、まあ状況を考えると仕方ないなあ。
家について近所のお店でおにぎりを買って、おにぎりを食べてから薬を飲む。
今思えば、手術終わって直ぐに痛み止め飲めばよかった。
そもそも術前にバーガーキングでワッパー食ってるし、
胃が荒れるとか気にしすぎだったわ。
あらためて自宅のリビング。
視界はとてもクリアなんだけど、痛いので目が開けてられない。
そのまま安静にベッドで。
早い時間だったので12時くらいにいったん目が覚める。
あれ?もう痛くないかも。
痛み止めが効いたって事もあるだろうけど、
それよりもっと根本的に痛くない感覚。
しばらく部屋の中をじろじろ見ていたけど眠くなったのでまた睡眠、気が付いたら朝だった。
そして朝、めっちゃ見える!!全然目も痛くない!!
朝起きて、目覚まし時計の時間が確認できたなんて
物心ついてから初めてだよ。
あまりにも感激すぎる。
近視の矯正もさる事ながら乱視が良くなってるのが一番すごい、クリアな視界だ。
起きてからも嬉しそうに部屋の中をジロジロ見まくる。
あーよかった。
手術何かと大変だったけど、飴も喉につっかえたりしたけど、全般的に良かった。
ふうー。