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なんだか残念なblogですね。

V for vendetta(Vフォー・ヴェンデッタ )

   

映画たくさん借りてきた土日だ。
っつーわけで、V for vendetta。
公開時から気になってたんだけど、気が付けば旧作。
微妙にアメコミ原作だったりして、好みのタイプ。
近未来のイギリス、第三次世界大戦でアメリカがダメになって
独裁制を敷いていたイギリスが圧倒的な勢力で君臨しているのだが
国民に自由は無かった。みたいな。
で、ここで政府転覆を狙うVが出てくるのだが、
最後の最後までVが何なのか良く分からん。
Vのバックボーンやら復讐劇を軸に、政党の裏側とかが事細かに描かれる。
伏線の張り方や回収まで見事としか・・・
ちなみに主人公はVではなくて周りに居る人々、
イヴィーだったりフィンチだったり。
イヴィーはこの政権によって不幸になった人々の代表だったり、
フィンチは政府側でありながら政府のありかたに疑念を抱いてる大多数の典型だったり、
どうにも感情移入してしまう。
Vが何者かなんてどうでも良いわけで、
人々の感情の象徴だ、みたいな不条理な骨太感がいい。
ちなみにナタリー・ポートマンも気が付けばすっかり大人だよね。
#いや、スターウォーズ見てれば十分に大人だけど。
子役上がり(?)だけど、劣化は全くなし。素晴らしい。
剃毛シーンとか、ホント体張ってるわ。

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